なぜPRパーソンが求められているの?PRのスキルがあれば、確実にキャリアアップできる理由~第3期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第1回レポート~

6か月間をとおしてPRについて学ぶことで、今後のさまざまなキャリアアップが実現できる「第3期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座」が始まりました。受講生のEri Inoueが第1回の内容をレポートします!


私は2019年に「フリーランスになる」と決めたタイミングで、この講座のキャッチコピーに惹かれて参加したいと強く思いました。告知文に「フリーランスになる、パラレルワークをする、海外で働く、どれでも選べる」書かれていたんです。


これまでの1期と2期を卒業した先輩たちの活躍もみてきたからこそ、今回絶対に参加したい!と決意し、関西から受講しております!

今回は、PRとはなにか?PRプランナー・PRライターとはどんな仕事?どうしてフリーランスのPRライターはとても求められているのか?広告とPRのちがいなどについて学びました。



PRとはどんなシゴトで、どんな人が向いているの?

講座は、「今のところPRってどういうことだと思っていますか?」という、講師ゆいさんの投げかけからはじまりました。

講座生でグループになって話し合い、わたしは「PRとは関わるすべての人と信頼関係を築くことと思います」と伝えました。さまざまな意見が出たなか、各グループからは「信頼関係構築」や「ファンづくり」「相互関係で情報を伝えること」などの答えがでてきました。


ゆいさんは、どれもが正解という上で「PRというのは、パブリックリレーションズの略であり、すべてのステークホルダーたちと関係性を築いていくこと」と教えてくださりました。すべてのステークホルダーとは、お客さま、社員、株主、社会、世の中などを指します。

ただし、関係構築だけではビジネスになりません。企業が「事業を継続する、売上をあげる」という目標の過程として関係構築をしたうえでビジネスをしていくことを目指すのがPRです。


わかりやすく言うと、「モノを100個売る」という目標があるとすると、「売れる」ことがPRの本質ではなく、「買ってよかった」とか「また買いたい」と思ってもらえているのか、ファンになってもらえているのかまでを指標にしていきます。

だからこそ、PRのシゴトに向いているのは、その企業や商品を好きになってもらい、ファンになってもらいたいと思えるような“届けたい想い”を理解できる「相手のために想える人」が向いていると教えていただきました。



広報の歴史から知る、広告とPRの違い

届けたいひとに情報を届ける企業活動として「広告」と「広報」が古くからありました。広告とは、CMや看板、雑誌などの枠を購入して「じぶん(自社)が言いたいこと」を世の中に発信できる手法のことです。


対して広報は、マスメディアが記事やテレビ番組の一部で取り上げることで広く報じること。

つまり広報では、第三者(雑誌記者さんやテレビのディレクターさんなど)が「あの人はこんなにすごい!」と伝えるからこそ信頼が高いものと言われてきました。

でも、近年では、インターネットが普及したことによってインタラクティブにコミュニケ―ションがとれるようになりました。そういった背景から「関係構築」が必要になってきたことにより、広報という名前だけでは範囲が狭すぎるため「PR」という言葉が世の中に少しずつ広まりはじめたそうです。


「PR」をおこなう方法としても、Webサイト、メルマガ、ブログ、SNS、プレスリリースなどWebを使用した多くの手段がでてきました。たくさん出てきたからこそ「PRのやり方がわからない」という声が多くあげられているのが現在です。


それに対して最適解を導き出すのがPRプランナー、PRライターというお仕事

広告から広報へ、そして今、PRが注目されてきている背景を知ることができたからこそ、情報やツールがありふれた世の中でそれぞれの特徴や使い方を知っていて、どうなるか理解し、最適なPRプランで届けたい人に伝えることができるこの仕事がどれほど求められているものなのか、改めて知ることができました。



フリーランスのPRライターはなぜ需要があるの?

そもそもPRプランナー、PRライターとはどういう仕事なのでしょうか?

先ほどの「PRのやり方がわからない」企業に対して、PRをするために何をどうしたらいいのか「最適解を出してあげられる」のがPRプランナーであるとゆいさん。


ただ単に「なにかを使ってPRしましょう」ではなく、たくさんの手段があるなかで、伝えたい想いを届けるべきひとに届けるために、「いつ、どこで、どういうものを使って、どういう順番で、どう組み合わせで届けるか」それぞれの手段の特徴を理解してプランニングするのがPRプランナーの仕事です。

そして、そのプランニングができたうえで、それぞれのツールで最適なライティングをするのがPRライターの仕事です。


またSEOの知識も必要です。アクセス数や、サイトの滞在率、最後まで見てもらえているかという読了率や他の記事への回遊率、申し込みや問い合わせのアクション数、リピート購入率、SNSのシェア率などまで、さまざまな情報にもとづき、文章で関係構築できる質の高い記事をつくれるのがPRライターです。


フリーランスでPRプランニングも、ライティングもできる人材であればPR会社に依頼するよりも少しでもお手頃な価格で依頼することが可能なため、フリーランスのPRライターは今とても求められる職種だそうです。このタイミングで講座を受講して本当によかったと感じました。



第1回目の講座を終えて

4時間ほとんどノンストップの講座でしたが、あっという間でした!最初から最後まで頭を使い、講座生と話したり、発表したり、インタラクティブな講座だったので、1回目から学ぶ情報量が多かったです。

また、その後の講座生のアウトプットの早さはメンバー全体のレベルの高さを感じました。


PRプランナーの学びのときに「何曜日の何時ごろに情報をあげたらよいか」までもプランニングできるようになるためには自分で投稿してみて知る、まずは「実践が大事」とお話するゆいさんの言葉がとても印象的でした。

アウトプットするためにレポートやまとめ記事を書くのも実践することでライティングスキルを向上できる。講座の時間だけでなく時間外にも学び実践することでこの講座を最大限に活用できると感じました。


次回はさっそく実践してみる講座の予定ですので、さらに講座生のみなさまと成長できるようにたくさん吸収してレポートにてアウトプットさせていただきます!


(執筆:PRライター Eri Inoue)