小さなステップの達成こそが「継続力」を生み、大きな目標を実現できる。「自由に働く」って本当にできるんだと実感できた、ニューヨークでの動画制作~NY研修レポート

itty selection(以下is)が2018年9月に主催したNY研修。isの、Co-nnections NYという、ニューヨークで活躍する起業家・経営者、ビジネスパーソン、アーティストやクリエイターと、ニューヨークで活躍したい人をつなげるオンラインサービスを展開するにあたり、動画制作を行いました。

今回は、動画制作を担当したErina Jenna. Hが学んだことをレポートさせていただきます。


新しいことにチャレンジするために必要なのは「伝える」こと

そもそも、私が今回のNY研修に参加しようと思ったのは、今後、アメリカをはじめとした海外での活動をしていくとき、自分の可能性や視野を広げたいと思ったからでした。

動画制作を担当したサービスCo-nnections NY(以下、cny)の利用者の皆さまも、同じようなニーズを持つ人たちです。


私は、今の状態から「どうしたら海外にも拠点を持つことができるのか」、まだぼんやりとしか見えていませんでした。とにかくまずは、場所を選ばずに仕事ができるようになるために、自分ができることの幅を広げようと、動画編集やデザインの勉強をしていました。


そんななかで、isでのNY研修の参加を決め、さらにis 代表取締役のゆいさんから「cnyの動画を作ってみてほしい」というご要望をいただいたのです。

実際にニューヨークに行ってみると、毎日さまざまな起業家や経営者、ビジネスのプロフェッショナルの方々とのミーティングやメンバーでの打ち合わせのなど、isがプログラムを組んだスケジュールでいっぱい。その合間をぬって、ニューヨークの街並みのロケハンに出かけました。

わたしがこのようにニューヨークという土地で新しいことにトライできたのは、今の自分に何ができるのか、何をしたいのかを伝える機会があったからだと思います。


たとえ勉強をしたり知識があったとしても、それを知っているのは自分だけ・自分の中で思っているだけ、という状況では、このような機会を得られなかったでしょう。「こんなことがしたい。だからこんな勉強をしている」と、伝えていたからチャンスをつかめたのだと確信しています。



「自由に働く」ためには、小さな成功体験を積み重ねることが重要

わたしの中で「自由に働く」ということは、「そこに決まった仕事はなく、自分で仕事をつくっていくこと」であると考えています。最初から何か決まった仕事があるわけではなく、ゼロから自分で作っていく。ゼロからイチを生み出す作業であると。


人によって「自由に働く」の定義は違うと思いますが、「決められたことをこなしていくということではなく、自分自身がワクワクするようなことを、好きな人と仕事をすること」と捉えている人は多いのではないでしょうか。

そして、「自由に働く」という選択を持ちたいと思うのは、きっと「自分の意思で、自分で責任を持つ仕事をやり遂げられる経験が、充実した人生につながる」と感じている人が多いからだと思います。


そういう人には、とにかく小さな成功体験を積み重ねることをおすすめしたいと思います。わたし自身、この動画のプロジェクトを通して、その大切さを痛感しているところです。

「いつか独立したい」と考える多くの人にとって「自分の考えで物事を動かして、ゼロから仕事を作っていくことが自分にできるのだろうか?」という疑問や不安は、切り離せないものです。

急に大きな成功を目指すのではなく、可能性を探る時間を作り、少しずつ成功体験を増やすことで自信をつけていくことが、ムリなく確実に、大きな夢や目標を叶えることにつながります。


目標が途方もなく遠いもので、進み方がわからずに立ち止まっていると、いつの間にか諦めてしまいそうになることもあると思います。でも、わたしは、こうして1つずつチャレンジさせていただく機会があることで、「着実に近づいている」という実感を持って、前向きに進むことができています。



成長している未来の自分を見据えれば、不安を乗り越えられる

人は今までと違う環境に身を置き、まったくの新しいことをしようとするとき、心に不安を覚えます。

新しい環境に順応できるのか、新しいことをやり遂げられるのか、はっきりとした予想ができないからです。それが時に弊害となり、新しいチャレンジができない状況になってしまうこともあると思います。

ただ、それを乗り越えられたとき、本当の楽しさや満足を得られることも、心のどこかではわかっているのではないでしょうか。


わたしも、この数年間「新しいことに挑戦しよう」「やってみたいと思うことをやってみよう」と思いつつ、行動に移すまでに時間がかかってきたことがたくさんありました。

それでも、優先順位を考えながら、isに関わってみたり、デザインの学校に行ってみたり、こうやってニューヨークまで足を伸ばしてみたりなど、少しずつ成長できてきたと実感することもあります。


今回の動画制作においても、私にとって新しいことだらけです。期待に応えられるものをつくることができるのかという不安も多少ありますが、ニューヨークで動画撮影をしているとき、帰国して動画制作を進めているとき、自分のキャリアの1つとしてやってみたかったことに挑戦できること、そしてこれをやり遂げられたらまた次のステップも見えてくるだろうということを考えると、心の底からワクワク感が込み上げています。


これはたった一例ですが、このように出会える人や環境によって自分ができることの幅の広がりは変わってくると思います。みなさんにもぜひ、ニューヨークをはじめ、挑戦してみたいというものや場所があれば、今できることをまず1歩進んでみてほしいです。



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(執筆:PRライター Erina Jenna. H)