「世界のどこでも仕事ができる」という選択肢を持つために。ニューヨークで体験した“好きな場所・時間で働く”〜itty selection PRライター Erina Jenna. H〜NY研修レポート

itty selectionが2018年9月に主催したNY研修では、ニューヨーク現地で活躍する起業家やビジネスパーソンのお話を伺う機会がたくさんあり、とても貴重な時間を過ごすことができました。

また、実際のitty selectionの仕事におけるミーティングなどにも参加し、大変実りのある経験でした。ミーティングは特に決まったオフィスもなく、宿泊していたAirbnbのお部屋だったり、街中のカフェだったり。

日本にいたメンバーはオンライン通話でミーティングに参加したりなど、仕事って世界のどこにいても、案外できるものなのかもしれないと感じることができました。


そんな自由な環境で仕事をするということについて、そしてとくに、すでにitty selectionでPRをサポートしているニューヨーク以外の場所にある企業のミーティングからの学びや気付きについて、Erina Jenna. Hがレポートいたします。



好きな場所で、好きなように仕事をすることで高まるクリエイティビティ

ニューヨークで過ごしていた間、ミーティングや研修、オフィス訪問などさまざまな「仕事」をしていると感じられる場面がたくさんありました。

毎日とても楽しく、朝に弱い私が誰よりも早く自然とパッと目が覚め、その日の準備や作業をはじめるなど、本当に充実した日々でした。もちろん、いつもと違う環境ということもあったし、短期でニューヨークにいることの集中力や興奮もあったと思います。


でも、毎日同じ時間にオフィスに行き、ほとんどオフィスでパソコンに向かっている状況や、平日9時~6時まではガッツリ仕事、プライベートの時間は夜しかないなんてことはなくて、朝ミーティングや作業が終わったら昼は夕方まで街を歩いて、必要だったら夜また作業をし、次の日はまた全く別のスケジュールがある。みたいな、「必ず仕事をしなければいけない時間」にしばられないことが、私にとってリラックスできたし、一瞬一瞬に満足し、心から最高だと思えたのだと思います。


いろいろな場所に行き、色々なものを見て、たくさんの人に出会うことによるインスピレーションを受け、クリエイティビティや集中力も格段に上がっていた気がします。

もちろん、ニューヨークでも毎日オフィスで仕事をしている人もいると思うし、日本で自由に働いている人もいます。ただ、私がニューヨークで出会った人たちは、みんな自由な働き方で好きなことを仕事として実現している。そんな印象でした。



働く場所はニューヨーク。でも仕事先はハワイ&日本というグローバルな働き方


私が参加したミーティングの1つに、itty selectionがPRをサポートしているハワイの企業があります。オアフ島とハワイ島にあるツアーを提供する会社で、ハワイに訪れる多くの日本の方々から人気。ハワイの企業ですが、日本からの観光客の方々に向けてPRをしています。


今、自分がいる場所はニューヨーク。クライアントさんはハワイ。PRを展開する場所は日本。そんな状況がとても不思議であり、当たり前なのですが、「世界ってつながってるんだな」と(笑)。

海外で仕事をするということは、ハードルが高いことでもあると思います。でも、実現している人も世の中にはいる。


itty selectionや、代表のゆいさんに関わる方々には、そういう働き方をしている方がたくさんいらっしゃいます。ニューヨークでも、NY研修を通し、自分の理想の暮らし方、働き方を楽しみながら実現している先輩にたくさん出会えました。

itty selectionで活動するメンバーも、自由な働き方を目指している人がたくさんいますが、今回実際にこのような経験ができたことで、「自分にも実現できるかもしれない」、「実現できるように必要なことをしていこう」と思えました。



本当に、世界のどこでも仕事はできるのか

そんなニューヨークでの生活で確信したこと。それは、世界のどこにいても仕事ができる人って本当にいるんだということ。

ここで私の言っている「世界のどこにいても仕事ができる」というのは、単にどんな仕事でも良いからできれば良いということではない。きちんと自分の選んだ仕事を、人生を謳歌しながらやり遂げていくということです。


もちろん、だれにでも簡単にできるというわけではなく、そこに辿り着くまでには、しなければいけないチャンレジや、学ばなければいけないこともあります。そして、自由で楽しいなかにも、大変なことも、もちろんあります。

でも、諦める必要はないんだなと。自分の理想を定め、先人の方々からいろいろ学ばせていただくことで、そこへ向かうステップは確実に作っていけるのだと感じました。


また世界で仕事をするということは、現実的に国が違うので、長期間その国で仕事をするためにはビザが必要だったり、税金の問題だったりがあると思いますが、まずは短期間で、日本でしている仕事をしながら世界を歩いてみる。

そんな時間があることも、人生を豊かにする経験なのかなと。その中でまた次のヒントが見えてくるかもしれないし、もちろん最終的に移住して仕事をしている人もいるでしょう。


ニューヨークで過ごす中、itty selectionの代表であるゆいさんに、以前私が「拠点を持たず、いろいろなところで仕事をするって大変なことはないんですか?」という問いに対して、そこに行き着くまでの試行錯誤の背景もお話いただいた上で、「すぐには難しくても、改善を重ねて、今はほとんど大変なことはなくなったし、みんなも諦めずにやれば必ずできるようになることだよ」とおっしゃっていたことを思い出しました。


そして、NY研修ではそれが実際にどういうことなのかを体験してみる機会を作ってくれているんだなと感じました。

ゆいさんのお知り合いには、実際に世界をまわりながら仕事をされているご夫婦がいて、たまたま今回のニューヨーク滞在の際にニューヨークにいらっしゃったので、ゆいさんがお会いしたそうです。そんな偶然の出会いも素敵だなと。「世界のどこにいても仕事ができる」そんな選択肢を自分の中にも持っていこうと思います。



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(執筆:PRライター Erina Jenna. H)