ボランティア・チャリティ活動の目標達成を目指すなら、PRのスキルを身につけよう。複業で培った経験・スキルが、社会貢献につながる

こんにちは!株式会社Cannpassが運営するPR人材プロダクション「is Closet」のPRライター星 緑です。複業としてPRライターのお仕事をしながら、フィリピン、カンボジアの児童養護施設を支援するチャリティ団体で、10年ほど社会貢献活動をつづけています。


ボランティア・チャリティなど、社会貢献活動に携わっている方のなかには、熱意はあるのだけど、なかなか思うように活動の目標達成ができていないと課題を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


私は、複業でPRのスキルを学んでいるおかげで、チャリティ団体の広報・PR活動にとても役立っています。

今回は、複業で身につけたPRスキルがどのように社会貢献活動に活かせるか、実体験をもとにお伝えします。


“ファンづくり“の力が、ボランティア・チャリティ活動の目標達成に活きる

私は、誰かの役に立つ、人から感謝されることがうれしい!という実感が得られることが楽しく、社会貢献活動をつづけています。

社会貢献活動においても、日ごろのお仕事同様、その活動の目標達成や、よりよい発展に貢献ができるほど、やりがいを感じますよね。


私の場合、複業で学んだPRライティングのスキルを、携わっているチャリティ団体の広報・PR活動におおいに役立てることができています。


PRライティングとは、最適なPR方法を知った上で、各コンテンツでの最適な内容にするためにライティングをすることです。

PRは「関わる人と中長期的に信頼関係を構築したうえで、売上向上や事業発展をしていく」、つまり“ファンづくり”をめざすという考え方がベースとなるため、非営利団体の発信活動においても、応援してくれる人を増やすという意味で、重要な視点と言えます。


>>PRとは?(Cannpass主催のPR講座受講生レポート)


チャリティ団体は、継続的に活動のために必要な寄付金を集めるために、支援してくださる方々との関係構築が大切。

複業で身につけたPRのスキルを活かして、社会に貢献できる、応援してくださる人との信頼関係を築けることで、複業と社会貢献活動の相乗効果がうまれていきますよ。


どの分野のビジネス・社会貢献活動にも必要とされる広報・PRの複業がおすすめ

社会貢献でより自分が納得のいく成果を出すために、私のように複業でスキルアップをはかることも、選択肢のひとつです。

せっかく新たなスキルを習得するなら、PRのように、どんな分野の活動にも役立てるスキルを学ぶのがおすすめです。


PRを学ぶと、「誰に、どんなツールを使って、どのように届けるか」というチカラが身につくので、チャリティ団体の情報発信にも役立っています。


たとえば、はじめてクラウドファンディングに挑戦した際、メルマガやSNSでの情報発信に注力をしていたのですが、メンバー1人ひとりが、団体に関わる背景や支援先への想いなど、きちんとストーリーを伝えられたことで、多くの人の共感を集め、目標金額を達成することができました。


また、日ごろ応援してくださる方々に、「どのような活動をしているのか」をお知らせするため、公式HPでの活動報告、メールマガジンの配信、FacebookやTwitterなどのSNSを活用して、情報発信をしています。


「PR」というと、ビジネス活動で必要とされるものと思う方が多いかもしれないですが、PRは、チャリティ活動でも重宝されるスキルなのだと実感しています。


複業は知識・スキルだけでなく、チャレンジ精神も向上できる

私は、スキル・知識だけでなく「選択肢を広くもつことの価値」を、複業をつうじて知ることができました。

それによって、新たな領域にチャレンジすることに、臆せず飛びこめるようになったんです。


たとえば、所属チャリティ団体で広報・ブランディングに注力する新たなチームを立ち上げた際に、複業で学んだブランディングの知識を活かせる!と手を挙げることができました。

また、未経験ながらSNS運用などの新たな業務も経験できています。


自身のスキルアップが社会やだれかのために役立つ、という好循環が生まれるので、モチベーションもアップし、やりがいにつながっています。


ボランティア・チャリティ活動に携わっている、あるいは興味があるという方は、社会貢献活動の目的を果たすために、自分のビジネス経験やスキルが活きるということを、ぜひ念頭においていただけるといいですよ。

そのスキル向上として、複業を1つの選択肢として考えてみてくださいね。


(執筆:PRライター 星 緑 / 編集:山崎 春奈)