PRを学ぶことで自分の理想の働き方の選択肢が広がる~第4期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第1回レポート~

「好きな分野で私にしか出来ない仕事がしたい」

「時間と場所に自由度がきく仕事につきたい」


そう思い、出会った、今回の講座。エントリー用の告知分に書かれていた「自分の理想のキャリアを追求できる」という言葉に惹かれ、まさに私の理想が叶う!と思い受講を決めました。

改めて自己紹介をします。長嶺菜菜子です。私は企業に勤めながらSNSでインフルエンサーとして活動しており、SNSでの発信を通して、もう少し自由度の高い働き方を目指すようになりました。


働き方が多様化しているなか、私にできること・好きなことってなんだろう、と悶々としていたここ2〜3年。

そんなときにitty selectionの講演で聞いた「PR」という職業。

PRという仕事も、SNSを含めて施策を考えるもの。かつ、自由度の高い働きかたも実現できるとのことで、私の理想と結びついた瞬間でした。


広く報じる広報から、届けるべき人に届けるPRの時代に。PR需要の高まり

私自身この講座に参加するまえ、またPRという職業があると知らなかったとき、PRは宣伝・アピール、という意味だと思っていました。

講座では、PRとはPublic Relationsの略で、公の人たちとの関係性、言い換えると「関わる全ての人と継続した関係を構築すること」だと教わります。


PRの歴史を紐解くと、ビジネスから生まれた言葉ではなく、「政治から生まれた言葉。手法ではなく行動基盤」なのだそう。


PRが一般化するまでの流れについて、ネットがない時代の媒体はマスメディア、要は広く報じることを目的とした「広報」であったこと、そこからネットがつながりSNSが普及、相互のコミュニケーションが取れるようになった。

「広く報じること」から「よりターゲットを設定した発信」が必要になってきた、ということを教えていただきました。


PRの役目はお客様と関係構築をした上で事業の継続・売上に貢献しビジネスの成功をサポートする、ことを学びました。


相手を魅力的に伝えるワークで知った「好印象をもってもらえる」表現方法とは

講座の中で、隣の人を紹介する他者紹介をしました。

物や相手を魅力的に伝える・書く、という事はPRパーソンには当たり前に出来ないといけないことで、講座の中で練習をしました。


難しかったことは、人を魅力的に伝えるための言葉のチョイス。

相手にも、聞いている方にも不快感を与えない表現をする必要があり、更に私自身が心惹かれる伝え方、話し方をする必要があったからです。

他の方の発表を聞くことで、言葉の選び方や発表方法がとても参考になりました。

PRには、物や相手を魅力的に伝えるための話し方、伝え方の技術も必要なのだと他者紹介から学びました。


また印象的だったことは、「人は話す内容以上に、雰囲気や話し方などから受けた印象が相手に伝わる。相手にいかに好印象を持ってもらい、信頼してもらえるか、この人の話を聞こう、と思ってもらえるか」が大事だということです。

好印象をもってもらえるような表現方法ができていたか、今後の自分の課題を見つけることが出来ました。


第1回講座を受けて:頼られるPRパーソンを目指して

PRの言葉の意味・歴史・需要の高まり、などを学び、PRを人に説明するとき、しっかりと基礎の部分を知っておかないといけないなと感じました。

理由として、PRというのは幅広く知られているイメージとは異なり、「関係構築」を軸とした意味だからです。

ただ宣伝する、売り上げに繋げる、だけでなくその後も継続したファンづくり、関係構築が重要ということを学びました。


ファンづくり、という面で言いますと、今後私がフリーランスでPRパーソンになる際、「長嶺菜菜子と仕事がしたい」「長嶺菜菜子だから頼みたい」とお客さんにそう言ってもらえるようになるには、私のファンになってもらう必要があります。

その為には、自分の得意分野を知る、こだわりを持つ、ことが必要。


この半年間の講座を通して「長嶺菜菜子」のPRパーソンとしてのポジショニングを知り、確立したい!と強く思いました。


レポートを書いてみて

「PR」を自分の言葉で説明をしたかったのですが、まだ完全に私の中で正直落とし込めていませんでした。そのため、講座の中の言葉でしか表現できなかったことがとても歯がゆいです。

また、語彙力の足りなさ、表現の難しさが身にしみました。と同時に、書くこと、伝えること、言葉のチョイス、これまで「情報を届ける相手」を軸に考えて書くことがなかったのでとても頭が熱くなりました。

6か月の講座を通してPRを徹底的に学び、1回目のレポートよりも6回目のレポートはPR視点で私なりの言葉で書けるようにしたいと思います。


(執筆:PRライター 長嶺菜菜子)