「若者の希望」になる瞬間〜かみむらゆい Facebook log〜
きのうトークイベントで、大学中退〜NYでの経験なんかの話をしていたんだけど。
とっても印象に残ったことがあった。
参加者さんのひとりに、大学を休学中だという19歳の女の子がいて。
彼女が「休学している理由」が、わたしが「中退した理由」とよく似ていたんだよね。
当時のわたしのように「先は見えないけど・・でも、なんか、このままはちがう」だから、別の道をいこうとしている。そんなところだった。
「海外に行きたいんです」とのことだった。
* * * *
いま、わたしは30代で、いっろーーーんなことを経て、人生をとても信頼できている。
だから「大丈夫だよ」「やりたいこと全部やってみな」って、カンタンに言ってあげられる。
だけど、何もなかったころのじぶんを思い出して、目の前の彼女に投影したとき
「不安だよな〜〜ぁぁぁ」と、思った。
みんなと同じような道を選ぶことができないじぶん。
どこに、誰に、指針を求めたらいいのかわからない。
まだ社会人経験もないんだもん。
「大丈夫な未来」なんて描ききれないよね。
それでも、違和感を無視しないで、じぶんが選ぼうとする道の先に「明るい未来がきっとあるんだ」って信じたくて、話を聞きに来てくれました。
えらいな〜。すごいな〜。ありがとう。って、思う。
* * * *
わたしたちの話が終わったあと、彼女は、目を輝かせて「ほんっっとーに来てよかったです!わたしの数年後、かみむらさんみたいに、こうなってたい!!!なります!!!」って、伝えてくれた。
* * * *
それは「人生は、ますます楽しくなっていくんだ!」って、未来を信頼してもらえた瞬間。
「やりたいこと、やっていいんだ!」って、じぶんが選ぼうとする今に自信を持ってもらえた瞬間。
「諦めないで求めれば、探してたものは見つかるんだ!」って、行動したじぶんを好きになってもらえる瞬間。
わたし、こういう瞬間のために生きてるんだった。
じぶんの経験が、生き方が、創った場が、「若者の希望」になる瞬間。
* * * *
若いころのじぶんが出会いたかった大人で在れること。
それは、わたしの大きな幸せの1つ。
わたしが10代のころは、こんな風に“まっとうじゃない生き方“(笑)を、身近に感じられるイベントなんてなかった。
というか
こんなにネットサービスやSNSも発達してなかったし、
なかなか出会いたい大人に出会える時代じゃなかったんだよね。
じぶんが、いまこの時代に生きて、ある程度、すでに成し遂げたこともあって。
こうして届けられる場があってほんとによかったです。
* * * *
さいきんでは、人前に出たり、人に会ったりするのが億劫なときもある。
「もう十分がんばってきたし、そろそろ隠居しよう〜〜」とか、本気で思ったりもする。
でも、やっぱりもう少し、こういうことを続けたいな。
若者にとって「会いに行ける自由な大人」でいたい。笑
そんな風に思いました。
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運営をアシスタントちゃんに任せた今回のイベント。収支は赤字ですがww
このうれしみは、プライスレス。
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